Un albero ciliegio fiorisce -サクラサク-

此処は、トミーウォーカーが運営するシルバーレイン、エンドブレイカー、サイキックハーツに登録されているキャラのなりきりブログです。 シルバーレイン、エンドブレイカー、サイキックハーツを知らない方はお引き返しください。また、電波文・アンオフィ設定が多いかと思われます。

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会いに・・・

…………怖かった。会いに行くのが。


でも……会いに行った。







やたら長い。って言うのとアンオフィ設定満載です。
桜の叔父叔母出てきます…;。
まぁいつもの如く文章めちゃくちゃです;
続きを読まれる方がいましたら、覚悟して下さい…。




神奈川県 小田原市某所―


「……来た……」


自宅から電車を乗り継いでやってきた桜。
そこからさらにバスに乗って、目的地へ向かう…。


「ぴ…」
「静かに…ぴよ真」


帽子の中にいるぴよ真が静かに鳴いた。
心配しているのだ。桜を。


「今までは…来れなかった。でも……やっぱり、ちゃんと会いたい…。」


そう。桜が向かっているのは家族の眠いっている墓…。
墓地へ向かっているのだ。


「会うのは怖いけど……逃げない。」
「ぴよ…」
「逃げちゃダメって思ったよ…。」





墓地の近くまでやってきた桜。
しかし、ここで重大な事に気がついた。


「……ぴよ真」
「ぴ?」


帽子を持ち上げ、顔を出したぴよ真。


「……お墓参りの仕方、知らない……?」
「Σぴょ!?」


ひよこに聞いてもわかりません。まる。

桜は墓参りの仕方を知らない。
だって、今の今までそんなことをした事がなかったから。
葬式に出ただけで、四十九日に出させて貰えなくて。
命日のお墓参りすら行かせて貰えなかったのだから。


「………手ぶらじゃ…流石にダメ…?」


さて…どうする…?
他に人がいないかな~…と、思っても…いない。
人はいる。でも、墓参りの人がいないのだ。


「………………困った……。」
「ぴよ……」


どうすれば良いのだろうか……。
桜の困ってるオーラを感じ取ったのか、直ぐ側の花屋の店員が声を掛けて来た。


「あの…何かお困りですか?」
「ふぇ…あの……その……;」
「ふふ…お墓参りかしら?」


何でわかったんですか…?この人エスパーですか…!?(違う







声を掛けてくれた店員は親切に墓参りについて教えてくれた。


その店で、白いユリの花を買った桜は、家族の眠る墓へと足を運んだ。
正確な場所までは知らなかったため、ちょっと墓地の中を探しまわったが・・・。


「……ここに……」
「ぴ…」


他の所よりも大きくて、立派なお墓…。
ここに、桜の家族が眠っているのだ。


「ぁ………………」


体が震える。
息がうまく吸えない。
まるで金縛りにでもあったような…そんな感じだ。


「ぴ…?」
「っ………」


怖い。こわいこわいこわい……。


「……だめ……」


怖いけど…ダメ。
逃げない…ちゃんと、話すの…。


「……………」


話すって決めたのに…。
どうしてかな…。言葉がちゃんと出てこない…。


「……………ごめんなさい。」


今までこれなくて、ごめんなさい。


「あの…ね…?」





それから…途切れ途切れだけど。
ちゃんと、伝わらなかったかもしれないけど。
一杯、話した。


銀誓館学園に通い始めた事。
結社という所に入って…たくさんの人に会った事。
お世話になった人達の事も。
たくさんの事を教えてくれて、今もまだまだ、教えてくれる。


それに……。


「こんな私にも…家族。出来たんだよ……?」


私の…お母さんになってくれた人。
私を…お姉さんと呼んでくれる人。


「ぴよ♪」
「もちろん、ぴよ真も家族だよ?」
「ぴ♪」


それからね…?


「忘れてた…”笑顔”も、思いださせてくれたの。」


まだまだ、うまく笑えるかわからない。
でも…きっと。前よりも笑えると思う。
だって…楽しいから。


たくさんの事を知って。
たくさんの事を思い出させてくれた。


だからね…?


「お母さん、お父さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん……ほとんど……覚えてないけど。」


私は…。


「まだまだたくさん迷ったり、悩んじゃう事…あるかもしれない。」


でも…。


「大丈夫。私…まだまだ頑張れるよ。」


まだ、頑張れる…。
だから……私の事を娘って、妹って思ってくれてるなら……。
天国から…見ててね……?


「……また、来ても良いかな……?」


たくさん話した桜。
時間的にも、もう帰らないといけない。
だから…また。


また……来るね……?






桜が帰ってから約1時間後…別の人達が、その墓を訪れた。


「ん……ユリの花……?」
「あら…一体誰が……?」


男女だ。
その二人は、墓前に置かれているユリの花束に気付き、言葉を交わした。


「さぁな……生前…兄さんたちと関わりのあった者がここへ来たのだろう。」
「お義兄さんとお義姉さん、二人が好きだった花ですもの…。」


そう言って女性は、季節外れだが桜の花を供えた。


「あぁ……兄さんも、義姉さんもユリと桜が大好きで…
女の子が生まれたら絶対にこの名を付けると言っていたよ…。」
「それが…実の娘に殺される事になるなんて……あの娘…なんて親不孝な…!」
「やめろ…ここでその話は。」
「そ、そうね……。」


一通り事を終え、帰路についた二人。


「あの小娘……こちらが何度手紙を送っても、全て無反応だからな…。」
「そろそろ無理矢理にでも連れ戻した方が良いんじゃないの…?」
「いや…無理に連れ戻して殺されでもしたら適わないからな…」
「ならどうやって!!
やはりあいつの顔を見たくないからと言って家から追い出すんじゃなかったわ…!」


女性が悔しそうに話す。


「まぁ良い…もう少し様子見だ…。こちらの命令を無視するくらいだ…。
余程大切な物が出来たんだろう…。」
「大切な物…ね。自分で殺して、壊しておきながらまた?」
「所詮小娘だ…。脅しでもすればすぐに戻ってくるさ……。」






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| SS | 2009-11-23 | comments:0 | TOP↑

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